刺されないように退治しよう|見た目は可愛い蜂でも注意

トコジラミを徹底的に駆除

南京虫

被害の拡大

トコジラミとは、ダニと同じで動物に寄生して血を吸う虫です。体はダニよりも大きく、1センチ近くにまで成長することもあります。また、体重の数倍もの量の血を吸うことができる上に、成虫だけでなく幼虫も吸血するので、ダニよりも被害は大きくなりがちです。日本では、戦後の復興によって衛生状態が良くなったことから、一時期はほとんど被害が発生することはなくなりました。しかし昨今では、海外への旅行や出張などで、トコジラミを荷物につけて知らず知らずのうちに持ち帰るという人が増えています。そのため被害が拡大しつつあるため、トコジラミ駆除がさかんにおこなわれるようになっています。成虫に関しては素人でも比較的容易に発見できますが、幼虫や卵に関しては発見がやや困難なので、トコジラミ駆除は害虫駆除業者に依頼されることがほとんどです。

具体的な駆除方法

トコジラミは、ダニよりも体が大きい分、生命力も高く、駆除には手間隙がかかります。血を吸わないでも数ヶ月は生き続けますし、その間にも産卵します。たとえば畳の内部などに入り込まれると、駆除できずに、繁殖を続けさせることになるのです。そのため害虫駆除業者によるトコジラミ駆除は、1匹も逃すことがないように、作業が広範囲でおこなわれます。たとえば畳の場合、床から剥がした上で、全体に熱風や高熱の蒸気を浴びせるのです。こうすることで、畳の表面はもちろん裏面や内部に潜んでいるトコジラミも、熱で死滅することになります。それでも卵などが残り、再発生する可能性を考慮して、脱皮阻害剤によるトコジラミ駆除がおこなわれることもあります。トコジラミの幼虫は、5回ほど脱皮することで成虫となるので、脱皮阻害剤を撒いておけば、成虫になることができず、力尽きていくのです。